2022年10月12日、田園調布雙葉高等学校(対象:高校三年生 17名)を訪問しました。
- 実施概要
1コマ目:我々4人から生き方や人生の転機、大切にしている考えをお話し、合間合間に質疑応答を挟みました。
2コマ目:4~5人ずつ4つのグループに分かれ、「いま社会でいきいきしている人ってどういう人?」というテーマを元に約30分間のダイアローグを行い、最後に全体共有をしてもらいました。
今回はたよなん初の複数メンバーによる開催ということで、それぞれ参加したたよなんメンバーからの感想を掲載する形式で報告したいと思います。
ダイアローグでは、「なぜ生き生きと見えるのか」「働くというイメージは?」という問いかけを行ったが、時間をかけて考えてくれている姿を見て、前半の我々のインプットと合わさって自問自答を促すことができたのかなと思った。
普段目に入る身近な人の影響を強く受けていることが分かり、自分たちが知らなかった世界を広く知ることの大切さを語ってくれたのは関わってみて素直に嬉しく感じた。
将来に対してしっかり考えている子もいて、自分が高校3年の時には絶対考えていなかったようなことをすらすらしゃべっていて驚いた。
高校3年生ということから、もう少し落ち着いた静かな雰囲気を想像していたが、思ったより彼女たちのテンションが高く、楽しい時間が過ごせた。
小学校から高校生まで12年間同じ仲間と同じ教育を受けることについての画一性については、先生や生徒の皆さんも同じ懸念を言っていたが、直接話して見ると個々の違いはかなりある印象。
ディスカッションの時間では、誰かが言った意見に「わたしはそうは思わない」とはっきり(しかも棘がなく優しい感じで)自分の意見を発信できるのは、良い環境だなと思った。
「みんなはやりたいことってある?」と聞いたところ、グループ全員が「ある!」と強く答えたのがポジティブサプライズだった。
コロナ禍とはいえ、修学旅行などの行事がほとんどなくなってしまったという話は本当に残念に感じた。2022年夏の甲子園で優勝した仙台育英の監督が「青春は密なんです」と言っていたのを思い出した。
いつも感じることですが、大人が何かを教えるという立場ではなく、
生徒の皆さんとの対話から我々が得ることも多く、心動く場となりました。
今回参加された生徒の皆さんの将来のちょっとした場面場面に
今回の対話がわずかでも影響を与えることができたのであればとても幸いに思います。