2023年2月24日、青森県の小学校を訪れ、小学6年生むけに、主体性と多様性の重要性を伝えつつ、子どもたちの未来について考える授業をしてきました。
もともと12名のクラスですが、この日は欠席が多く8名の子どもたちと対話をしました。
青森の八戸駅からローカル線で30分。さらに車で10分。来年度には隣の小学校と統合される予定だそうです。
ほとんどの子どもたちが中学校も同じ学校に通うため、この12名と9年間にわたって同じ教室で学び合う関係。地方ではこのような環境で学ぶ子どもたちがたくさんいることを肌で感じることができました。
日本中の子どもたちに、新たな気づきを届けることの重要性を改めて感じることができました。
● 実施概要
1コマ目 :
夢や目標がある子どもたちと無い子供たち、それぞれに分けて大切な考え方を伝えました。
大切なのは主体性。主体性という言葉を使わずに、新たな人や場所、価値観に触れることの大切さを理解してもらいました。
2コマ目 :
「 みんな違って当たり前 」 というキーワードから、多様性の理解に関する授業を行いました。
今回もハートの色塗りを通じて、8人全員の性格の違いを可視化し、日ごろ何となくわかったつもりになっている個々の違いを、視覚的に捉えてもらいました。
● 授業を終えて
授業の先日の夜に、初めて青森名物のせんべい汁を頂きました。
その話を子どもたちにすると、家でも日常的にせんべい汁を食べている子どもたちはとても驚いた様子でした。
ほら、みんなにとっての当たり前は、講師にとっての当たり前じゃないんだよ。
自分の当たり前を疑ってもらうための良い例になりました。