GWが明けた2023年5月10日に愛知県名古屋市にある愛知工業大学名電高等学校にてキャリアダイアローグを実施いたしました。
情報科学科に所属する3年生33名に2時限、2年生40名に1時限の時間を頂き我々エンジニア3名が担当いたしました。エンジニアの仕事や働くうえでの心構えについてお話し、進路について考える機会を提供する目的で実施させて頂きました。
働くとはどういうことか、働くときに大切にしていること・大切にするとよいこと、など「働くこと」や「仕事」についての話を中心にしながらも、たよなんが大事にしているキャリアを働くことや仕事のみと捉えるのではなく仕事は人生自体の楽しみや社会とのつながりを作っていく上での1つの手段と捉えるということについてお話いたしました。
特に3年生は進路選択が近いこともありいくつか質問もいただき、ダイアローグ終了後も話を聞きに来てくれる生徒もいました。現役のエンジニアや社会人が自分が高校生の時どう思っていたかやどんな高校生だったかを交えながら、仕事のことや社会との関わりを語ることは改めて意義のあることだと感じました。少しでも生徒の皆さんが自分の将来について考えるきっかけになっていると嬉しいです。
頂いた感想(一部抜粋)
- いろいろなことを体験することによって新しい発見があるからいろいろなことにチャレンジしてみたいと感じた。
- 普段は聞けないような話が聞けてとても面白かったです。実際に会社で働いている人の話はとても興味深いのでこれからもこういう機会があるととても嬉しいです。
- 今回お話頂いたことによって、社会で働くということはどういうことなのかを考えるきっかけになりました。特に「目的」と「手段」については今まで無かった考え方だったため、とても勉強になりました。 将来のこととなると、どんな職業に就いてどういう事をしたいのかなという「手段」のことを考えていましたが、「誰に何を届けたいか」というお話も含めて、「目的」を見つけることから考える方法もあるのだなと感じました。 その「目的」を見つけるために、そしてまた高校は社会人になるための準備期間ということからも、いろいろなことに挑戦していくべきだなと感じました。これにより様々な事柄や感性、考え方を知っていきたいと思います。
※キャリアダイアローグ終了後には校内を見学させて頂きました。愛工大名電は言わずと知れた高校野球の名門校ではありますがその歴史と伝統を大切にされながらも、科学技術の進化を見据えた新しい分野の教育にも熱心に取り組まれているのがとても印象的でした。