著者 木村泰子/菊池省三
日本の公教育をゆがめ続ける「全国学力調査」の不要論をとなえるお二人の対話を書籍化したもの。
長年教育の現場で子どもたちと向き合ってきたお二人の対話だからこそ響く言葉があります。
木村先生『「子どもが大事」という一点だけは譲りませんでした』
教育の変革の必要性を唱える大人はたくさんいます。
教育を変革するために教育現場の何を変革し、新しくどのような授業に取り組んでいくかという議論が日本中で行われています。
私たち一般社団法人たよなんも、そのなかのひとつのチームです。
そんな変革の必要性を唱える私たちが、当たり前のことなのに忘れがちであり、最も忘れてはいけないこと。それが「子どもが大事」ということではないでしょうか。
主役は子どもたちです。
スキルやICT機器につい目が行きがちですが、それらは手段でしかありません。
テストの点数も結果であって目的ではありません。
最も大切な基本の考え方を思い出させてくれる一冊。
さぁ一緒に考えていきませんか。タテマエ抜きの教育論を。