夢のゲーム機を作ろう! in 諏訪

ものづくり×PBL

7月19日、長野県諏訪市の小学校で 『 ものづくり PBL 授業 』 を行いました。

諏訪は 『 東洋のスイス 』 と称され、古くから精密加工業を盛んとしてきました。市内の小中学校ではこれまでも 『 ものづくり科 』 の授業が行われているそうです。そんなものづくりの街で、ものづくりの授業をさせてもらえる機会に恵まれました。

『 夢のゲーム機を作ろう! 』 と題し、子どもたちにお馴染みのゲーム機をテーマにものづくりのプロセスを学び、世の中に無いこだわりのゲーム機を完成させます。

たよなんメンバーから、本業がゲーム機のハードウエア設計エンジニアである 梅木、楠井 がお邪魔させていただきました。

3年生の子どもたちは3週間程前からこの課題に取り組んでいて、これまでにオンライン授業でゲーム機開発者からの話として、開発する上での大切なポイントを伝えています。

子どもたちはそのような話を参考に、仕様を決める企画、デザインを考えるデザイナー、試作 ( 今回は工作 ) を行う設計といった担当に分かれ、チームで相談して試行錯誤しながら自分たちが考える凄いゲーム機を完成させました。

午前中はこの3年生の各チームが考えた夢のゲーム機の発表がありました。

使ってもらいたいターゲットとするユーザーを自分たちで決めて、そのターゲットに訴求できるような特徴のあるゲーム機に仕上がっていました。提案されたゲーム機はどれもユニークで子どもたちの発想の豊かさに驚かされるとともに、実際にゲーム機の開発に携わっている我々から見ても、こんなゲーム機が欲しいなと思えるものばかりでした。

午後は6年生の授業に参加。

3年生と同じカリキュラムで進めていくのですが、6年生は夏休み明けにゲーム機を試作 ( 工作 ) して完成できるように、これからゲーム機の仕様を考えていきます。

今回は導入部分のゲーム機開発者からの話として、開発に関わる人々の役割、製品完成までのプロセス、どんな考え・想いで開発しているかといった内容を説明させてもらいました。

3年生の無邪気で純粋に楽しんでいる姿と対照的に、6年生の礼儀正しくしっかりとした受け答えが印象的でした。

3年生のアイデアは自由な発想で驚かされましたが、6年生はどんな面白いものが出来上がるのか楽しみです。

学校を発つ前に3年生の帰りの会に参加したのですが、なんと子ども達から突然の歌のプレゼントをもらい、思いもよらぬ出来事にジーンとさせられました。

今回の訪問は我々が得るものも多く、実際に触れ合って交流することでしか得られない大切な経験をたくさんもらいました。

また、夏休み明けに子ども達に会えることを楽しみにしています!

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