我々は子どもたちを対象としたインタラクティブな学びの場を提供します。
キャリアダイアローグ
キャリア ( Career ) の語源はラテン語のカラリア ( Carraria ) = 馬車の轍 ( わだち ) と言われており、たよなんが掲げるキャリアとは職業としてのキャリアという意味だけではなく、人が歩んできた道のりや足跡を意味します。
また、我々は大人から子どもへの一方通行の学びの提供ではなく、大人と子ども、話し手と聞き手が対等な立場で共に学び、刺激を受け合う環境を目指しています。
活動の名前もキャリア講演会ではなく キャリアダイアローグ と名付けることで、ともに学び合うことを意識しています。
背景
地球環境破壊の課題が顕在化し、地政学的なリスクが増大し、先の見えない不確かな時代がいよいよ訪れようとしています。 次の世代を担う今の子どもたちはその激動の時代を生きてゆかねばなりません。 これらの時代を生きる子どもたちに我々大人ができることは何でしょうか?
我々たよなんは考えます。 先んじて社会と関わってきた大人たちはその楽しみ方や成功体験、失敗や目を伏せたくなる経験を多くしています。それらの経験や体験はそれ自体が多様であり、子どもたちが知らなかった世界で溢れています。これら大人たちの経験や体験の中に隠れている次の時代を生きるためのヒントを子どもたちとの対話を通してともに探っていこうという試みが必要なのではないでしょうか。
たよなんメンバーはグローバルな家電メーカーやマーケティングリサーチ会社に勤めており、そのネットワークを生かして現在進行形で最前線で活動する人々を話し手に迎え、 リアリティ溢れるキャリア、経験、考え方、楽しみ方等の多様な視点での社会との関わりを伝えます。
テーマ例
- 企業での製品開発を担うエンジニアのふだんの仕事や想い
- 企業経営に必要不可欠な経理とお金の流れ
- 企業経営層が考えていること
- 副業やプロボノなどを通じて興味関心領域で社会と繋がっているわけ
- 一足先に社会に出ている大人として伝えたいこと
- 好きなこと/チャレンジしたいことをやる楽しさ
これら多様な視点での社会との関わりは子どもたちそれぞれが素敵な自分の生き方を考えるきっかけとなると信じています。
キャリアダイアローグ以外にも以下のような授業を子どもたちに提供しています。
ものづくり × PBL ( Project Based Learning )
たよなんメンバーは本業で家電メーカーに勤めるものが多く、その専門知識を生かしてものづくりの授業を実施しています。
実施例 : 夢のゲーム機をつくろう! ( 小学校編 )
授業の流れ
- 世の中にある製品を知る・触る
- 自分が欲しい・使いたいと思う製品の要素を話し合う
- 製品の開発者の話を聞く ( 開発に関わる人々の役割、製品完成までのプロセス、どんな考え・想いで開発しているか )
- 自分たちで製品の仕様を考え、試作 ( 実際には工作 ) する
- お互いに出来た製品を見合い、意見交換を行う
子どもたちにつけてもらいたい力
- 独創性 : 今までにない新しいこだわりの製品を考える
- 創造力・表現力 : イメージしやすいように実際にものづくりを行う
- プレゼン能力 : 完成した製品の良さをクラスや他の学年のみんなに発信
- チームワーク : 企画・デザイン・設計等 役割分担し、チーム一丸となって PJ に取り組む
学校の授業で実施する場合は、総合の時間等を使用し先生が全体の計画を策定して進めていく事を想定しています。製品開発者の話はたよなんが行い、完成した製品のプレゼンの場にもたよなんが参加し、開発者視点でコメントさせて頂きます。
これは一例であり、先生の皆様が実施したい内容に応じて一緒に授業を考え、作り上げて行きたいと思いますので、関心がありましたらご相談ください。
子ども達への多様な経験を提供している団体の活動をサポートしています。