夏休みの自由研究フォロー

活動報告

夏休みが始まった直後の7月21日に千葉県旭市立の中学校に子どもたちの夏休みの自由研究のフォローをというご依頼を頂き、平井と梅木2名で参加してきました。
たよなんの想いとしては、子どもたちの自由研究に対して正解を教える関わりをすることは本意ではなく、あくまで子どもたちが考えた研究に対して感想や助言を行うことで選択肢を広げる目的で参加させて頂きました。
冒頭、これまで携わったものづくりや研究に関する考え方や経験談をお話し、その後子どもたちがグループに分かれて、自由研究テーマやその方法について互いにどう発展させればよいか議論しました。我々はそのグループの議論に参加しながら、子どもたちの自主的な気づきや考えの深まりが生まれるような関わりを心がけました。

議論の後、子どもたちがグループごとに話し合った内容を発表してくれましたが、他のチームの発表も参考にしようと真剣に聞いている子どもたちの姿が印象に残りました。
この取り組みが始まる前に先生から、子どもたちは一度うまくいかなかったら方法を変えていくことに苦手意識がある、というお話を聞いていました。しかし、実際の企業の研究開発や商品開発の現場ではうまくいかないことが当たり前であり、そのうまくいかなかったという事実自体もあとに繋がる立派な成果です。子どもたちにも自由研究が失敗することを恐れず失敗したとしてもそれが大事な結果なので楽しんで取り組んでください、というメッセージを伝えることができていればよいなと感じました。今回の取り組みは我々としても初めての経験であり、学びが多くありました。

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